長野県北部、志賀高原の麓の横湯川沿いの小さなエリアに
石畳の通りと古い街並みが残る静かな温泉街です。

渋温泉の歴史

History of Shibu Onsen

開湯は、1300年前に行基が発見したとされます。戦国時代には武田信玄の隠し湯のひとつであり、川中島の戦いの折には傷ついた兵士を療養させた場所とされます。 開湯以来、湯治場や草津街道の宿場街として長い歴史を重ねてきました。

豊富な湯量と源泉掛け流し

Naturally flowing from the source

渋の全ての旅館と外湯は
100% 源泉掛け流し。

地面を掘ればすぐお湯が出てしまうというくらい、源泉が数多く存在する渋温泉。豊富な湯量と泉質が自慢です。源泉から直接引湯したお湯を加水や加温することなく、そのまま浴槽へたっぷりと注ぎます。
また同じ渋温泉内の源泉でも、源泉ごとに成分が異なるので様々なお湯を楽しむことができます。

暮らしと共にある温泉

Hot springs that accompany daily life

訪れる人々を癒してくれる温泉ですが、渋で暮らす人々にとっても温泉は大切な生活必需品です。

外湯は昔から共同浴場として地域の住民の生活の一部として親しまれ、そのため外湯の清掃や源泉の管理など住民が管理運営し、そのお湯を守ってきました。 訪れたお客様も、渋の住民の1人として外湯をお楽しみください。

レスポンシブルツーリズム

Responsible tourism

レスポンシブル・ツーリズム(責任ある観光)とは、観光地の環境・文化・社会への負荷を軽減する観光スタイルです。
長年受け継いできた温泉を繋ぐため「一泊住民」としてお客様も加わっていただき、住民と共に暮らしを体感しながらマナーを守り、レスポンシブル・トラベラーとして、より旅を楽しんでいただきたいと考えています。

レトロな街並み

Retro cityscape

石畳の通りに細い路地。
古い木造建築に格子窓、土壁、頭上に張り出す渡り廊下の欄干。張り巡らされた温泉パイプ
大正から昭和初期に建てられ、増築と改築を繰り返した複雑な木造建築が多数残る独特の景観が、訪れる人を時間旅行にいざないます。

石畳のレトロな温泉街を
  カランコロンと
    そぞろ歩きがおすすめ