渋温泉には、地元の人が毎日利用する外湯(共同浴場)が九つあります。
昔から大切に守られてきた外湯を渋温泉に宿泊するお客様にも解放し、
渋の湯の恵みを楽しんでいただけます。

各外湯紹介

一番湯 初湯

僧行基が最初に発見し托鉢の鉢を洗ったといわれた鉢湯がいつからか初湯に
胃腸によく効くことから別名胃腸の湯と呼ばれています。

泉質
ナトリウム・カルシウム – 硫酸塩・塩化物温泉
(低張性 弱酸性 高温泉)
泉温
65.0℃ 使用位置 56℃
効能
胃腸

二番湯 笹の湯

昔は笹やぶの中から湧出していました。しっしんなどに効き、病気の快復時に効果があり仕上げの湯とも

泉質
ナトリウム・カルシウム – 硫酸塩・塩化物温泉
(低張性 弱酸性 高温泉)
泉温
65.0℃ 使用位置 55℃
効能
しっしん

三番湯 綿の湯

昔から切り傷や皮膚病などによく効くといわれています。
白い湯花が多い為、文字通り綿を連想させます。

泉質
ナトリウム・カルシウム – 硫酸塩・塩化物温泉
(低張性 弱酸性 高温泉)
泉温
65.0℃ 使用位置 42℃
効能
皮膚病

四番湯 竹の湯

地獄谷からの引湯に成功した時に命名され、慢性痛風にはゆっくり患部を温めると効果があります。

泉質
ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物温泉
(弱アルカリ性 低張性 高温泉)
泉温
源泉 86.5℃ 使用位置 50℃
効能
慢性痛風

五番湯 松の湯

神経痛や病気の回復時によく効くといわれているのが松の湯です。
湯の中で体を動かすと痛みが軽くなります。

泉質
ナトリウム・カルシウム – 硫化物・硫酸塩温泉
(低張性 弱アルカリ性 高温泉)
泉温
86.5℃
効能
神経痛

六番湯 目洗いの湯

その昔、目を洗って眼病を癒したといわれていることから命名されています。
温泉が、滝の様に湯船に落ちていた頃は、滝の湯とも呼ばれていました。また、肌が綺麗になることから「美人の湯」とも呼ばれています。

泉質
ナトリウム・カルシウム – 硫酸塩・塩化物温泉
(低張性 中性 高温泉)
泉温
50.6℃
効能
眼病

七番湯 七操の湯

外傷性の障害や病気の快復期によく効きます。7つの病気に効くとか、七回入れば全快するといわれ七繰の湯と呼ばれています。
黒い湯花が生じます。

泉質
ナトリウム・カルシウム – 硫酸塩・塩化物温泉
(低張性 中性 高温泉)
泉温
50.5℃ 使用位置 50.5℃
効能
外傷性障害

八番湯 神明滝の湯

源泉は、裏山の神明山から湧出し、昔は滝の様な打たせ湯で疲れを癒した所から命名されています。
婦人病に良く効き、子宝にも恵まれる湯だと云うことから「子宝の湯」とも呼ばれ親しまれています。

泉質
ナトリウム・カルシウム – 硫酸塩・塩化物温泉
(低張性 中性 高温泉)
泉温
58.7℃
効能
婦人病

九番湯 大湯

渋温泉を代表する天下の名湯で高僧行基により発見された霊泉です。巡浴祈願の最後に入浴し、それから薬師庵に登り薬師如来に心を込めてお参りしていただきます。
万病に効くと云われておりますが、特に神経痛・リウマチ等に効く事で有名です。
また、源泉(地下)の湯気を利用した蒸し風呂もお楽しみいただけます。屋上には同じ源泉の足湯もございます。
鉄分の多い茶色の温泉です。

泉質
ナトリウム・カルシウム – 硫酸塩・塩化物温泉
(低張性 中性 高温泉)
泉温
50.℃
効能
神経痛・リウマチ