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100%源泉掛け流し。大地の恵みを全身で味わう
地面を掘ればすぐお湯が出てしまうというくらい、源泉が数多く存在する渋温泉。温泉王国といわれる長野県でもまれな、豊富な湯量と泉質が自慢です。渋の全ての旅館と外湯は100%源泉掛け流し。源泉によって成分が異なるので、鉄分が多く褐色を帯びたものから白濁するもの、緑がかったもの、無色透明など地中から湧き出たままの温泉が味わえます。効能も神経痛から美肌までさまざま。目的や体調に合わせて湯めぐりをお楽しみください。
湯めぐりもよし、極めるもまた通なり。自分流に楽しむ渋温泉
街中から温泉が湧く渋では、自家源泉や個性的な浴室をいくつも備えた宿が珍しくありません。趣きある宿の湯をじっくりと味わえるのは、温泉旅行の醍醐味。また、長い歴史を重ねた温泉街を散策しながら、九つある外湯(共同浴場)を巡るのも渋温泉ならではの楽しみです。街歩きに疲れたら、足湯「のふとまる」と「休足処 信玄」もご利用ください。いくつかの宿と渋で最も大きい外湯・大湯では、日帰り入浴もお楽しみいただけます。
温泉は大切な資源。渋の人々が大切に守り続けています
訪れる人々を癒してくれる温泉ですが、渋で暮らす人々にとっても温泉は大切な生活必需品。街の地下には宿や家庭に源泉を引くためのトンネルとパイプが張り巡らされ、温泉を利用した給湯や冬の暖房、道路に積もる雪を溶かすなど有効に活用されています。この資源を大切に守るため、渋の住民は年間を通じて源泉周辺の整備や引湯管に沈殿する温泉成分の清掃などを行っています。昔ながらの「天然資源と共存するエコな生活」も渋温泉の特長です。